2011年10月3日月曜日

EV&CV 合同テスト

どうも,増田です.

先週は株式会社デイトナ様のテストコースをお借りして,EVとCVの合同走行会を行いました.


ピットにマシンを2台並べて走行準備


まずはアクセラレーションです.

大会の時はコントローラのトラブルで本領が発揮できませんでした.

今回はトラブルを克服しての走行です.


タイムは...

4.990 秒


まずまずですね.
ちなみに大会の時は6.21秒でした.




その後はコース内にスラロームやシケインを設けて,エンデュランスと同じ走行距離を走行




大会ではエンデュランスは7週しか走れなかったので,

実際に長距離を走行して,バッテリーの容量は足りるのか,

発熱はどの程度なのかを確認します.

同時に左右駆動力配分のプログラムも実装して試走します.



最初の5週は私が担当...

問題なく走り終えましたが,バッテリーの温度の警告が出ました.

駆動力の配分に関しては,ステアリングを切った状態でアクセルを踏んだ時に,

左右同じ駆動力の時よりもリアのスライドが少なくなり乗りやすくなりました.

しかし,ドライバーの感覚による評価だけで,定量的な評価はできず...





さて,その後はCVのドライバー3人が3週ずつ走行しましたが,

走行中に何度もバッテリーの温度警告が発生してシャットダウン...

バッテリーがかなり発熱していたようです.

モーターやコントローラもかなり熱くて厳しかった模様.



結局,発熱のトラブルや時間の都合もあり,エンデュランスの距離を走行することはできませんでしたが,バッテリーの容量自体は問題なさそうです.

問題は発熱です.

次の課題は冷却...


開発はまだまだ続きます.

4 件のコメント:

  1. 発熱量は概算でジュール熱計算して、バッテリーの熱伝達係数を実測すれば予想可能ですね。
    バッテリーは熱マスが大きいし表面積が小さい樹脂電槽だと空冷じゃあ難しいかも。。。

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  2. 簡単に見積もるだけであれば、2次元熱モデルを組んでExcelで計算することも出来ます。実測値と比較して補正すれば割と使えるかも。
    難しいのは、バッテリの熱容量と内部熱伝導率とかを測定する方法か・・

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  3. Toshi さま

    コメントありがとうございます。
    発熱量の計算については無知なのでこれから勉強します!

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  4. 某OB さま

    コメントありがとうございます。
    今はバッテリの販売元にいろいろと質問をしているところです。
    熱容量・・・内部熱伝導率・・・先が思いやられます・・・
    がんばります!

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