2010年9月28日火曜日

P通信 - シェイクダウン -

はじめまして。もしくはお久しぶりです。
平城です。

いきなりですが...
シェイクダウンしました!

SUM EV部門設立の経緯やら、マシンの細かい説明など非常に重要な部分は"スッポカして"
シェイクダウンの様子をお伝えしようと思います。

ときは2010年9月26日。
そう、ハットリくんの誕生日の次の日。

静岡大学工学部機械工学科棟 横のC駐車場にて新しいマシンが生まれようとしていました。


普段から浜風をご覧になってる方なら、この写真をみて幾つか気づく点があるかもしれません。

>あ、SS-609だ。
正解です。

>あ、SS-608のカーボンタイロッドだ。
正解ですが、あんま気づいて欲しくなかったです、そこ。

>あ、SS-610のリアベルクランクだ。
正解ですが、どう頑張っても見えませんよね、それ。

"あるモノ"がないんです。それは

エンジン!!!

ずいぶんと引っ張りましたが、この浜風は今流行のEV(=ElectricVehicle)です。

エンジン・ラヂエターのあった場所には、下の写真のようにモータ・制御器が鎮座しております。


 (モータの種類などは次回以降の日記にて説明します。)

まず最初に、動作確認のために車輪をあげて空転させました。


回るわ回る。最高回転数の3000rpmまで。
確認が取れたところで安全のため、制御器の設定でレブリミットを600rpmくらいにしました。

そして実走。
ベース車は昨年度車両SS-609。
ドライバーは北海道1周旅行あがりのテツ松本(こういう美味しい役は決まってテツ)。


はい、そうです。有線です。
技術的な問題があり、バッテリー積んでません。
犬の散歩もいいところです。

内燃機関車と比べて
加速→似たようなもん。
減速→非常に難しい。
音→静か。モータ音もなかなかいい。

減速時は
回転数落とす→3,4速から一気に1速にシフトダウンする感じで、急減速してしまう。
油圧ブレーキかける→トルクフルなモータなので、止まらない。
という問題を抱えています。
早くなんらかの制御かませなきゃ。

というわけで課題山盛りで終えた今回の走行会。
次の走行会では、もう少しいいものお見せできると思います。

以上、ご報告でした。
またお会いしましょう。